物件のチェックポイント

物件のチェックポイント

建物チェック

地震に強い地盤に建てられているか?

自治体等が作成している防災マップ等も参考になる。

傾斜地に建っていないか?

傾斜の場合盛り土でないか注意。

周囲より低い立地でないか?

1階部分が半地下状になっていないか?

建物の形状は?

L字やコの字などの形状は地震時にはひずみを生じやすく壊れやすい
危険がある。

建物の1階の壁の量は足りているか?

1階が駐車場になっている場合等は壁の量が少なく地震時には倒壊す
る危険性がある。

建物外観


土台外壁目につくようなひび割れはないか?

外壁に雨の跡が有る場合も要注意。雨漏りが有った可能性がある。

外壁がタイルの場合、剥がれ落ちているような場所はないか?

駐車場の天井などでアスベストが使われていないか?

コンクリートがむき出しになっている部分はチェックしやすい。

階段部分などの鉄部は錆びていないか?

鉄製の階段部部の錆とペンキの状態を確認しておく。

屋上の防水は機能しているか?

ペンキあるいはゴム状になっている部分が剥げたり浮いた状態にな
っているようであれば危険。管理員に開けてもらうことになる。

建物室内

(確認が可能な場合 オーナーチェンジの場合は室内を見 ないで購入することになる))
部屋の広さは自分が思った通りか?

天井が低い場合や梁が出ている場合は感覚より狭く感じることがあ
る。暗い部屋も同様。

窓からは何が見えるか?

眺望は良い場合セールスポイントになる場合もある。日照をさえぎ
るものは無いか確認。

室内を周囲から覗き込まれるような事は無いか?

高い建物等がある場合上から覗かれるようなことは無いか確認する。

ドアや窓を開け閉めしてみて動かしづらいような事は無いか?

気になる音や匂いは無いか?窓を閉めた場合はどうか?

キッチンや排水溝から嫌な臭いが無いか?

水はスムーズに出るか?

シンク下駄箱内にカビが生えていないか?

床に傷や汚れないか?

トイレ、洗面所、風呂の汚れはどの程度か?

自分で掃除ができる程度か

設備に故障は無いか?

給湯器、水道、電気 エアコン

付帯設備はどれか?

エアコン、照明、棚、カーテン

管理

建物全体の第一印象は? 

暗い印象、荒れている印象は避ける。

管理内容、巡回の頻度は?

管理員室の表示で確認。常駐がベストだが管理費が高くなる。週に
3回程度ならOK どんな管理をしているか確認

建物内の清掃状況は?

エントランス、廊下、ごみ置き場、駐輪場、廊下隅等に埃が積もっ
ていないか。

メールボックスの状態は?

チラシ等が散乱していないか。片付けようのゴミ箱等が用意されて
いるような物件であればよい。

電球の切れは無いか?

掲示板の内容は?

注意を促すようなビラが多い場合マナーの悪い住民が多い可能性が
ある。

ごみ置き場駐輪場の状態はどうか?

きちんとルールを守り利用されているようならよい。不要な自転車
が放置されているようであれば注意。

廊下の状態は?

自転車、ダンボール、不要品類が通行を妨げる状態まで置かれてい
る物件は避ける。

バルコニーの状態は?

外からごみ等が見える状態でないか確認。

場所所在地

路線価図

物件の路線価図を調べてみる。

路線価とは国税庁が定める相続税や贈与税を決める基準になる土地
価格です。

実際の取引とは異なりますが、土地の価格を知る上で参考になりま
すし金融機関が融資する際の担保評価額として使えるため担保評価
額が高い融資が受けやすい物件であるか参考になります。

国税庁のホームページに「路線価図等閲覧」というコーナーがあり
ます。

登記簿謄本

土地の権利関係を示す書類です。

大まかに表題部、甲区、乙区、と分かれています。

表題部は、その土地や建物の概要を示しています。

甲区は、物件の所有者について記載されております。

乙区は、根抵当権、抵当権等の担保設定の状況等が記載されている。
現所有者が物件を購入したり建物を建てたときに借り入れしたケー
スが多いです。実際の売買の時には担保抹消と設定を同時にするこ
とになります。

公図

地番と対応する地図です。

自分の検討している物件がどのような位置関係になっているのか確
認をします。


家賃明細表

現状がどのような家賃収入になっているのかの一覧です。

ばらつきが無いか、相場よりも高い設定になっていないか確認をしま
しょう。

物件購入後の収支を予想するするためにも十分にチェックしましょ
う。

保証金・敷金の額や家賃滞納が無いか等もチェックしましょう。


インターネットで周辺の家賃相場を確認する

購入をしようとする地域の物件と同等の家賃相場を調べます。


固定資産税評価証明書

市や区などが固定資産税を課税する基準となるための土地や建物に
どのくらい価値があり税金をかけるかを示しています。

不動産会社がまだ入手していない場合は納付書のコピーでも良いの
でもらいましょう。

建物図面、測量図

建物の図面や土地の測量をした図面登記簿面積と誤差が無いか確認 をしましょう。

売買価格


インターネットで過去にその地区で取引されている物件の取引価格を調べる

購入をしようとする地域の物件の過去の取引価格を調べる事ができます。


家賃収入

表面利回り・実質利回り

不労所得・不動産投資